知らないと損する?!現金化の手数料について知っておきましょう

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手数料に関する疑問を持つ女性

消費者金融のように高額な金利に悩まされないのが現金化のいいところですが、これは「仲介手数料が全くかからない」ということではありません。では、現金化ではどんな形でお金がかかってくるのでしょうか?

現金化業者が表示する「手数料」には2つの意味合いがある

業者がマージンとして受け取るもの、そして送料や代引き料など手続きに必要な諸経費。現金化を行うには、この2種類の費用がかかります。

現金化業者が仲介料として請求する「手数料」

ここでいう手数料は、業者に支払う“事務手続き代”のことを指します。業者もボランティアで現金化を行っているわけではありませんので、利益を上げなければなりません。

そこで現金化業者は、自分たちの利益となる手数料を「換金率」として入金額から差し引きます。つまり、換金率が80%ならば残りの20%が業者の利益となるわけです。

しかし中には、換金率を差し引いた額から更に「諸手続き料」を請求する業者が存在します。「決済手数料」「代行手数料」など名目はさまざまですが、何かと理由をつけて入金の額を少なくしてくる業者には注意が必要です。

良心的なお店は「換金率=手数料」となっていますので、それ以外の料金を請求してくることはありません。

商品の送料・振込み料金など、純粋な必要経費としての「手数料」

もうひとつは、現金化を行う際にかかってくる純粋な“必要経費”です。例えば、一度購入した商品を業者が買い戻す「買い取り式」の場合、商品の送料がかかります。

また、ネットショッピングの支払いをするときに「代引き料」がかかる場合がありますし、実際現金を自分の口座に入金してもらうときにも「振り込み料金」がかかります。

良心的な業者ですと、こういった諸経費すべてが換金率の中に含まれています。つまり「送料や振り込み手数料は一切業者が負担する」という形になるわけです。
しかし、別途でそれらの料金を請求してくる店舗も多くあります。

手数料をかけずに現金化を行うには業者選びが大切

現金化業者がユーザーに請求する「手数料」をまとめると、次のようになります。

・業者に支払う「手続き代行費」
・商品の送料、現金の振り込み手数料などの「諸経費」

評判の良い優良店では「換金率」の中にこれらすべての手数料が含まれています。ですので、換金率から割り出された金額より少ない現金が振り込まれることはありません。

余計な手数料を差し引かれたくないのであれば、こういった良心的で信頼できる業者を選ぶことです。「換金率通りのお金が振り込まれるかどうか」は、実際に利用した人の口コミを調べたり、電話で直接問い合わせてみたりするといいでしょう。

また、この業界での相場を知っておくことが大切です。多くの業者が宣伝広告で「換金率90%以上」などと謳っていますが、それは一定の条件を満たしている場合のみです。

実際は、手数料込みで換金率80%前後が一般的。もしそれ以上の換金率を提示された場合は「別途で何か差し引かれるのではないか」と考えたほうがいいでしょう。

そして、前もってどんな諸経費がかかるのかしっかりとリサーチしておくことが大切です。
トラブルに巻き込まれないためにいろいろな事を前もって調べておきましょう。

現金化を行う際に「手数料がかからない」ということはあり得ません。しかし良心的な優良店であれば、換金率の中に諸経費すべてが含まれています。

もし換金率が極端に高い業者をみつけたら、他に手数料がどのように、いくらくらい取られるかを予め聞いておきましょう。それによって、余計な費用をかけずにスムーズに現金化を行うことができます。

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